オーガニックコスメとドイツのドラッグストア

日本でもここ数年、オーガニックが身近なものになってきましたが、ここドイツはかなりのオーガニック先進国で、ドラッグストアのコスメなど、かなりの割合でオーガニックの品が置かれています。また、日本ではオーガニックは高いというイメージを持たれる方が多いと思いますが、こちらではそうでもない気がします。そもそも、輸入していれば高いのは当たり前なのですが、国産のものでも高いと言うイメージが私にはありました。
そもそもオーガニックとは何か？ということを正しく知る必要があると思います。
私は、かれこれ7.8年前に、当時流行り始めた有機野菜の食材宅配会社提供の野菜の番組制作に携わったことがあり、その際にかなり勉強させて頂きました。今更ながら改めて理解したこともありますし、もっと当時に勉強しておけばよかったなとか思ったりしています。オーガニックとは「有機の」という意味で、通常は農薬や化学肥料を使用せず有機肥料によって生産された農作物、またその加工品、また、添加物をいれていない食料品。ということでしたが、その後各国でこの「オーガニック」に関する規定・取り締まりなどが厳しくなり、3年以上化学合成の農薬や肥料を使用していない土壌で栽培など、この辺りは国や規定により異なります。

この辺りのオーガニックについて、私がよく拝読、拝聴している　オーガニック専門家のレムケなつこさんを勝手にご紹介。

とにかく、このオーガニック、私が番組制作を通して本当に農家の方々の弛まぬ努力と、ご苦労が印象的でしたが、やはりそこから作られる野菜はどれも格別でした。種を作るところから有機、いわゆる化学合成の農薬などは使用できないので、農薬もオーガニックなもので、規定に外れないもので作られていました。大根、ブロッコリー、トマト、かぶ、にんじん、メロン、さくらんぼ、きのこ、、、などなど、埼玉、千葉、茨城、群馬、山形など本当に毎日飛び回っていました。懐かしいな〜〜。

さまざまなご苦労などを知ると、少し値が高いのも納得でき、食してみてその味に更に納得できるのです！！

最近では宅配だけではなく、スーパーの一角やbio-c-bonをはじめとするオーガニックスーパーも増えているので、以前よりは手軽に購入できるようになりましたね。是非、少しずつでもオーガニックを取り入れてみてはどうでしょうか？ただ単に、オーガニックだからということではなく、生産方法や今後の地球のためにも！という所をお勉強してからの方が、動機としては良いと思いますので、是非納得してから。

その１つとして、コスメもありますね。もちろん、ここドイツではドラッグストアの Müller やdmなどでこんな感じでどこもかしこもオーガニックという感じの品揃えとなっています。いくら時間があっても足りません！