RagusaからEnna辺りを周ってCataniaに向かいたかったのですが、電車・バスともにかなりの難関。ということで、一旦Cataniaに戻ることにしました。Cataniaからだと色々な所へバスが出ているので、ここは予定変更してETNAバスで、1時間45分程、8.6ユーロ。交通費は比較的電車もバスも安くて助かります!何となくにわか雨に降られたRagusaでしたが、バスが出発すると猛烈な霧。一面真っ白で、バスも若干スピードを落とし気味でした。途中、オレンジ、レモン、オリーブの畑の向こう側にエトナ山という景色。贅沢な景色に見惚れていると、Cataniaに到着です。
到着する頃には日が暮れていましたが、まずは、スーパーの営業日時の確認と街の散策です。
29日の夜にCataniaに入って、気になるのは31日、1日のNewYear’sの営業状況。そして1日は土曜日なので、もしかすると、31.1日にお店が閉まるとなると2日も日曜日で微妙だな…と。
いくつかのスーパーに行ってみましたが、31日は早く閉める所が多かったです。1日も営業するところもあり、問題なさそうです。Cataniaでお世話になったのは、Corso Sicilia シチリア通りの PENNYか Maxistore Decò Gruppo Arena。はい、またDecòに来てしまいました。一般的に、イタリアでは買い物の際に端数を四捨五入しているようで、1セントコインは不要なようです。が、PENNYは、店の名の通りPENNYをしっかり渡しています!夜の街はやはりパレルモに続く第2の都市ということもあり、人で賑わっていました。COVID感染率が上がってきたイタリアでは、大晦日前に外でのマスク着用が義務付けられ、皆さん結構守ってました。Cataniaの街も、駅から少し離れた大学広場、象の噴水のあるドゥオモ広場から北に伸びる Via Etneaエトネア通り がとても賑わっています。
年末年始の交通機関にかなり不安があり、色々と調べてみて、マルタに行く日程を1日後ろ倒しにしました。カターニアで少しのんびりすることにして、30日はエトナ山へ。エトナ山周遊鉄道の時刻表を見ると、祝日・日曜は運休とあるので、行かれる方は注意してくださいね。
このエトナ山周遊鉄道:チルクメトネア鉄道(Ferrovia Circumetnea/FCE)は、Metroと同じ会社が運営していて、Cataniaからは、MetroのSTESICORO駅→Borgo駅で乗り換えます。
メトロは6:40~営業していて 10分間隔で走っています。Borgoまで10分ほどで到着です。
地下鉄のBORGO駅とFCE側の駅は繋がっていて、線路を渡ってホームに行くことができます。ここで今度は、周遊チケットを購入します。窓口の係員の方によると、Borgo→Randazzoで一度下車、Randazzo→Giarre(終点Ripostoの1駅手前)→Trainitalia Giarre-Riposto→Catania がお勧めと。
Randazzoで電車が変わるので、必ず降りてくださいと。Randazzoにどのくらいいようとも、BorgoからGiarreまでの周遊で6.5ユーロ。安い!!!
10:00頃に到着し、帰りは15:00過ぎの電車と予定していたので、ここで5時間。早速ハイキングに行きました。Parco Polivalente Sciaroneポリヴァレンテ・シャロネ公園、ここはどんどんエトナ山に近づく感じのハイキング。お天気が良く、写真が逆光になってますが、、、良い景色だった〜!
ハイキングの後は、Randazzoの街を散策です。こじんまりとした街でしたが、ちょっとした隙間からエトナ山が見えて静かに自然と調和した時間を過ごせました。駅のトイレをお借りして(バーで鍵を借りるシステム)、時間はずれのカプチーノにハートマークを頂きました!
今度は、北側のエトナ山を見ながら帰ります。なんだか帰りはあっという間でした。。。帰りの電車からは遠くにタオルミーナが見えましたよ。
帰りもこのディーゼルさん。だんだん愛おしくなってくるレトロ感。Giarreの駅で降りるのですが、Trainitaliaの乗り継ぎ電車との間隔があまりないので、早めに降りる準備をして先頭で降りたのですが。無人駅で、Trainitaliaの駅が見えているものの、ぐるっと回らないとならないらしく、早歩きで移動。切符を買って、無事に乗り継げました。このGiarreからCataniaですが、20分の電車もあれば40分以上かかる電車もあり、金額も違います。事前に調べて、無事に乗り継げるようにしましょう!
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